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Microsoft Office Specialist(マイクロソフト オフィススペシャリスト、略称 MOS)は、マイクロソフトが認定するMicrosoft Officeに関する国際資格である。日本では、オデッセイコミュニケーションズが運営・実施している。かつてはMicrosoft Office User Specialist(略称MOUS)という名称であったが名称が長すぎるなどの理由で2003年11月に改名された。 == 概要 == Microsoft Office(以下、Office)の基本操作ならびに応用的な操作を実践的に行う資格で、Officeの各バージョン及び各アプリケーションごとに試験科目が分かれている。通常使う上で最低限必要な操作方法を出題するスペシャリストレベル(旧:一般コース)と、スペシャリストレベルの基礎的な内容を十分に踏まえた上でより応用的な操作ができるかどうかを問うエキスパートレベル(旧:上級コース)の2段階に分かれている(Word・Excel以外はスペシャリストレベルのみ)。 Microsoft Office Specialist資格は国籍や年齢を問わずに誰でも挑戦できる上、多くの企業でMicrosoft Officeを使用していること等から、主に事務関係・営業関係の就職に有利とされている。 ただし、この資格はアプリケーションのバージョンに依存するため取得しても永年的に活用できるような資格ではないが、パソコン検定に比べても、企業(特に大手)やハローワークでの受けが良すぎて、MOS以外のパソコン関連資格が軽視されている実情もある。 なお、公式発表によれば、日本国内における累計受験者数は2015年12月31日現在で3,678,598名であるが、この人数は「合格者」ではなく「受験者」であること(つまり不合格者を含む)及び「累計」であるため以前のバージョンの受験者も含んでいることに注意が必要である。また、この発表によればMicrosoft Office Masterの日本国内における累計認定者数は2015年12月現在で75,052名である〔試験に関するデータ 〕。 Office 2007とWindows Vistaの発売を期に、Microsoft Office Specialistの代わりにMicrosoft Certified Application Specialist(マイクロソフト認定アプリケーションスペシャリスト、略称:MCAS)とMicrosoft Certified Application Professional(略称:MCAP)が新設されることになった(MCAPにおいては2008年12月現在、国内試験の実施予定なし)。MCASは、それまでのMicrosoft Office Specialistと同内容の5科目にOSの操作に関する試験が追加された。また、WordとExcelにあったスペシャリストレベルとエキスパートレベルが統合された。2010年、MCASと比較してMOSの方が知名度が高いという理由で、MCASはMOSへと統合された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Microsoft Office Specialist」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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